COMPANY

ごあいさつ

世界と日本をつなぐ架け橋となり
仕事で関わる全ての皆様に心から喜んでいただきたい

この度はブルックスジャパンのホームページをご訪問いただき、ありがとうございます。
私ども株式会社ブルックスジャパン(BRUX JAPAN CO., LTD.)は、世界の先端工業技術製品を取り扱っている技術貿易商社です。『日本と世界をつなぐ架け橋』という企業理念を掲げ、2007年に設立いたしました。社名のBRUXはドイツ語で『架け橋』を意味するBrückeに由来しております。

 事業のはじまりは、電子回路実装基板の製造に用いられるはんだペースト印刷用メタルマスク製造のために、ドイツLPKF Laser & Electronics社(以下、LPKF社)のレーザー加工技術を日本に導入したことでした。
 『海外製の機械を安心して使用していただくためには何が必要なのか』、『お客様の目指す先に何が必要になるのか』を常に念頭におき、自社のサービス向上とLPKF社への開発提案に励んだ結果、そのドイツLPKF社製メタルマスクレーザー加工機は、現在、日本製のレーザー加工機を抑え、国内トップシェアを誇るようになりました。いつもご指導、ご支援いただいております皆様に心より感謝いたしております。
 現在のブルックスジャパンは、LPKF社メタルマスクレーザー加工機の日本総代理店だけでなく、お客様に必要とされる様々な工業製品を取り扱いしております。
 メタルマスクには、0.03mmから0.6mm程の厚さのステンレス板が用途に応じて用いられますが、数々の評価を行った結果、高品質のメタルマスクを製造するには、均一な細粒且つ瑕疵の見られない日本製の高精度ステンレスが最適だとわかりました。ブルックスジャパンは、この日本が誇る世界No.1の製鋼技術、高品質ステンレス板を世界40カ国以上に輸出販売しております。
 また、私どもは電子回路実装基板製造に携わる中で、その製造工程における異物問題の重大さを認識するに至りました。2016年、ブルックスジャパンはイギリスTeknek社のオンリーワンのクリーニング技術に着目し、基板の電子部品表面実装ラインに使用するクリーニング装置の販売を始めました。近年、基板の表面実装では、小型・薄型化、そして安全性が強化されており、100µm以下の異物の除去が課題となっています。Teknek社のクリーニング装置の導入をされたお客様は、それまで他のクリーニング方法では除去できなかった異物問題を解決することができ、歩留まりが大きく向上、エンドユーザー様からも大きな信用を得ることができたと喜んでくださいました。2019年、ブルックスジャパンはTeknek社の日本総代理店を任せていただけることになり、このクリーニング技術を必要とされる全ての産業のお客様への販売・サービスを開始し、多くの実績を積み上げております。
 さらに、私どもはお客様の会社や工場にお伺いする中で、「物品を離れた場所に効率よく届けるいい方法ないだろうか」というご相談を受けました。これを解決するために見つけ出した製品が、ドイツAerocom社の『エアチューブシステム』と呼ばれる配管と空圧を利用した搬送装置です。この装置を導入することにより、人が何度も往復して運んでいたものを瞬時に安全に運ぶことが可能となります。ブルックスジャパンは、ドイツAerocom社とも日本総代理店契約を結び、工場や研究施設、銀行や宿泊施設等にエアチューブシステムを供給させていただき、お客様の作業効率化に貢献しています。
 このようにブルックスジャパンは、お客様の抱える問題を一緒に解決してまいりました。その結果、大変ありがたいことに自社の事業も発展を続けております。

 私どもブルックスジャパンの強みは、世界に通用する確かな交渉力、豊富な国際取引の実績、日々蓄積し続けている技術サポート力、そして、きめ細かく柔軟な対応力です。お客様が必要とされているものを理解し、世界中から情報を集め、特殊な技術を有したグローバルに競争力のある技術製品を見つけ出し、ご提案させていただいております。
 素晴らしい技術を持っておられる国内外の製造メーカー様の製品を、その技術だけでなくコンセプトや想いも正確に把握して、製造メーカー様に代わって各市場へ紹介させていただいております。
 日本のお客様に海外製の技術製品を安心してお使いいただけるよう、海外の製造メーカー様から安心して日本総代理店を任せていただけるよう、また、日本の誇るべき技術を日本ならではの細やかなサービスと共に世界に紹介できるよう、これからも努力し続けてまいります。
 世界と日本をつなぐ架け橋となり、ステークホルダーの皆様に心から喜んでいただけることがブルックスジャパンの真の目的です。
 これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

株式会社ブルックスジャパン

代表取締役 篠原 友美